LINEとはどう違うの?ビジネスチャットLINE WORKSの便利機能を紹介

LINEを機密情報たっぷりで使う場合は相応の注意が必要です。 そこで、LINEにはLINE WORKSという素敵プロダクトがあります。 今回はそのLINE WORKSについて「LINEとはどう違うか」「実際にどういった用途で使うのがベストか」ということをご紹介していきます。

LINEとどう違うのか

まず、LINE WORKSという名前がついているだけで、LINEとはまったくの別物だと思って差し支えありません。 チャットツールというジャンル的には同じように感じますが、LINE WORKSの場合はチャットはあくまで機能の一つだと思ったほうがいいかもしれません。

チーム内でのノートや予定、ファイルの共有が可能

LINEでは友だちと「グループ」と呼ばれる単位をつくることができますが、LINE WORKSは一つの「組織」としてアカウントを取得できます。 これによって、LINEのように「不特定多数のユーザー」とつながる心配はなく、つながる相手を管理者が詳細にコントロールすることが可能です。 また、一つの組織内のチームでノート(ナレッジやノウハウの共有)や予定(カレンダー)、ファイル(共有ストレージ)を利用できるので、同じプロジェクトを共にする仲間とのあれやこれを一元管理することができます。 それぞれの機能をもう少し詳しく説明してみますね!

メモ共有ができるノート機能

ノートでは以下の機能が使えます。

  1. テキストの入力
  2. 画像の添付
  3. ファイルの添付
  4. スタンプの入力
  5. 書式の変更
  6. 作成したアンケートの添付(アンケートについては後述)

これをトークの上部に表示して閲覧を促したり、仲間と共同で編集したりすることができます。 また、閲覧した人は「いいね!」のようなハートマークを付けたりコメントを残すこともでき、既読も確認できるので誰が見てくれたかわかるので伝達漏れがなくなります。 さらにカテゴリ機能で「この部署のこのサービスについての一覧が見たいなぁ」というときに非常に便利になっています。

予定を一発で把握できるカレンダー

チーム内での予定共有は何を利用していますか? 社内設置のホワイトボードやGoogleカレンダー、Rakumoなど、多くの予定共有ソフトウェアやサービスでチームメイトの情報を確認していることかと思います。 LINE WORKSにはデフォルトでカレンダー機能が搭載されています。 他のツールを利用しなくても、LINE WORKSの組織をつくった時点で情報共有がグッとラクになります。 さらに設備や人の「空き」を検索する機能もあるので、会議室やミーティングの段取りを組むことに適しています。 社内SNSを越えた、社内における一つのプラットフォームとしての機能として十分すぎるカレンダーが提供されています。

社内イベントやプロダクト改善に使えるアンケート

社内でアンケートを取りたい、という機会は多々あることでしょう。 忘年会やレクリエーション、社員旅行までみんなの意見を聞いて回るのは意外と骨の折れるアクションです。 さらに「こんな意見書いているけど詳しく聞きたいな」といった場合も、LINE WORKSのアンケート機能を使えばそのままトークにつなげることもカンタンです。 テンプレートも豊富でグラフ化も対応しているので、ビジュアル的にも楽しくアンケートを取ることができます。

グループ化はシンプルだけど詳細設定も可能なアドレス帳

「どこそこの部署の○○さんの連絡先ってなんだろう?」 組織内の枝分かれが多くなればなるほど、他部署の連絡先管理が重要になってきます。 LINE WORKSのアドレス帳は部署ごと、プロジェクトごとにも管理することができるおかげで「あの人にコンタクト取りたい」の道筋を大幅に縮めることを可能にします。

送信取り消しも可能でセキュアなメール機能

もはやメール機能まで完備されているという完璧さ。 しかもなりすまし防止対策や送信ドメインを認証するDKIM、ウィルス対策まで施されているため高いセキュリティレベルを誇ります。 分類やフィルタリングはもちろんのこと、トークと同じく取り消しや開封確認までできるので未達による伝達齟齬を未然に防ぐことが可能です。

アクセス権限もついた一人あたり1TBのクラウドストレージであるDrive

Driveと聞くとGoogle Driveを思い浮かべる方も多いかと思いますが、まさにそれに近しいものです。 Google Driveとの違いはやはり「組織連携・顧客連携に特化している」点にあるでしょう。 一人あたり1TB付与される巨大ストレージであり、さらに暗号化やワンタイムパスワードによる共有といったほしい機能がふんだんに盛られています。 もちろん内部に細かくフォルダを作ることもできるので、フォルダ単位でチームとファイルを共有、という地味だけど必ずやりたい機能はすべて抑えられています。

組織・チームで共有できるチャットボット

SPALOもまさにこの機能を利用したサービスとなっていますが、LINE WORKSではBotとトークをすることが可能です。 1対1タイプや、グループにおける常駐タイプなど、用途は無限大です。 業務効率化に必要なチャットボットを利用することで、自動化や書類の生成などといったヘルプツールとして活躍してくれます。

LINEとの使い勝手の違い

当然LINEとは異なるサービスですので、やはりLINE程度のお手軽さ、というわけにはいきません。 ある程度しっかりとした設定をすることによって活きてくるサービスと思って問題ないでしょう。 もちろんトーク機能はLINEレベルで充実しているので(2018年にたくさんの機能が追加されたこともあり)、社内チャットツールとして使いたい、というだけの方にもオススメできます。

セキュリティについて

運用されているサーバOSレベルから24時間体制のセキュリティチームがおり、さらにすべての通信は暗号化されているため強いセキュリティリテラシーを持っていることが窺えます。 特定端末からのみのアクセス制御機能によって、「業務端末だけで使ってほしい」という情報畑の部署の要望にも応えることができる強力な管理ツールです。 クラウド型ではありますが、基本的に国内サーバを利用しているようなので物理的な制約がある企業にも安心して勧めることができるのが特徴です。

LINE WORKSすごく良いです

昨今の業務管理ツールの中でも、インターフェース、機能の側面で見て非常に優秀なサービスであることがわかります。 現在フリープランという無料のプランも存在しているので(2018年11月30日までに申し込みが必要)、お手軽に試すことができます。 また、弊社のSPALOによるLINE WORKS Botも無料でお試しいただけるので、ぜひご興味をお持ちの方はご連絡ください。