【IT用語勉強会】当たり前のように飛び交うIT用語を初心者なりに説明!オンプレって何の略?《オンプレミス》について解説します。

本日からIT用語の解説記事を上げていこうと思います♪
私はビズオーシャンに入社したてのころ、IT用語に疎く(今も不得意ですが…)IT用語勉強会を毎週行っていました。

やっていた内容はこんな流れ▼

  1. わからない単語をスプレッドシートにメモ
  2. Googleで検索
  3. 自分の言葉に置き換える
  4. 他のメンバーに解釈に相違がないかの確認

そこで自分の復習も兼ねて今後SPALaboでIT用語についての簡単な解説記事を上げ、
私のようなIT用語ってなんじゃらほい???と言う方にわかりやすく説明し
少しでもお役に立てればと思っています。

記念すべき第一回は『オンプレミス』です!!!
よく商談の流れで「オンプレですか?クラウドですか???」みたいな流れがあり
当時の私は「クラウドは何となくわかるけどオンプレって何???」と思っていました。

そこで本日はオンプレについて解説します!

オンプレミスとは

オンプレミス(英語: on-premises)とは、情報システムのハードウェアを使用者(通常は企業)が自社保有物件やデータセンター等の設備内に設置・導入し、それらのリソースを主体的に管理する運用形態をいう。自社運用(型)とも訳される。

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とありますが、難しいですよね???
私も実際色々なサイトを見てもなかなかしっくりこないということが多かったです。
オンプレミスを考える時、クラウドと一緒に考えた方がわかりやすいため、
クラウドとの違いと一緒に説明します!

オンプレミスとは?クラウドと何が違うの?

まず、はじめにオンプレミスとクラウドとは「情報システムのハードウェアについて」のお話です。つまり、ネットワークやコンピューターを使用して情報などの伝達を行うサーバーなどの機械や設備のお話をこれからします。

オンプレミスとは一言で言うとそれらの設備を《資産》として
自社で情報システムを持っていて、設置、運用、管理を全て
自社の責任で行うことを言います。
つまり、情報システムなどの設備を保有していることを言います。

一方でクラウドとは他社のサービスであり、契約を行い、契約の範囲内で
使用することができます。

こんな風に考えるとわかりやすいです!

例:『持ち家』か『賃貸』か

例えば、持ち家の場合、セコムをつけようか…アルソックをつけようか…
鍵を二重にしようか???などは持ち主の自由ですよね???
でも、賃貸の場合、管理者が契約をしているセキュリティシステムが
ついているのでむやみに変更できないですよね!

しっかりしたマンションだったら警備員さんが常駐していたり、
24時間監視システムが作動していたり、オートロックだったり…
自分で管理するよりよっぽど信用できたりします!

なので、ご自身でしっかりと管理も運用もできるのであれば
持ち家(オンプレ)の方が安全(と言うよりはいくらでも保守・保全ができる)
ですが、他に任せちゃった方が安心だったりラクなのは賃貸(クラウド)です!

また、一戸建てを建てるとなると、土地購入から家の建設、入居までに結構な
時間がかかりますが、既に建っている賃貸マンションに入居するだけであれば
不動産屋さんに行ってちゃちゃっと契約できたりしますよね?

オンプレミスもゼロから作り上げるものですので時間がかかりますが、
クラウドの場合、提供企業と契約を結べばすぐに使えます!…そんな特徴もあります。

どうでしょう???何となく伝わりましたか???

それぞれの特徴

  • オンプレミス

自社環境なのでセキュリティ面においていくらでも強化できるため安心
但し、自社の対応次第になるため、さぼってしまうと危険!
常にシステム保持のためにメンテナンスをしっかりと行うことが必要です。
また、自社で作り上げていくものなので構築までに時間がかかります。

  • クラウド

他社の持ち物なので勝手に装飾できない。
セキュリティ面で心配な人はオンプレを好む場合が多いが
運営会社がしっかりしている企業の場合、自社で運用するよりも安心な場合も
多々あり。
また、運営会社と契約を結べばすぐに活用できることはメリット。

※安全の度合い(セキュリティレベル)は自社環境・契約企業により異なります

まとめ

オンプレミスは資産として物理サーバーを保持し、自社で設置・運用・管理全てを行います。クラウドとの比較になるため、クラウドについても把握しているとよりわかりやすいです!ここでしっかり把握してほしいことのひとつとして、「どちらが安全か?」に正解はありません。オンプレ=安全ではなく、あくまでもオンプレミスならいくらでもセキュリティレベルを強化できると言う事実です。但し、それらをしっかり保守・保全・運用できる人が社内にいなくてはなりません。自社にとってどちらが最適か?を見極める必要があります。